クマの冬眠
クマが冬に冬眠することを知っている方は多いでしょう。冬眠とは一体どのような状態なのでしょうか。
クマは秋にいっぱい食べることで栄養を蓄え、冬になると穴の中等で眠ります。この時呼吸も心拍数も弱くなり、エネルギーを使わないようにしていることが分かります。クマは冬眠中に排尿も排便もしません。
しかし、冬眠中でも出産はおこなうことが分かっています。
クマのキャラクター
クマは力も強く恐ろしい動物ですが大きな身体とつぶらな瞳が愛くるしく、世界中でクマのキャラクターは愛されています。クマのキャラクターは数え切れないほどありますが、有名なのはくまのphooさんでしょうか。
クマをモチーフにしたぬいぐるみやグッズも年齢とわず人気があります。しかし経済の流れを観察すると、クマのキャラクターが流行しグッズがよく売れる時期は不況になると言われています。これにどんな関係があるのか分かりませんが、戦後最大の不況と呼ばれていた時期にはくまのジャッキーが流行していました。
このように、どんな因果であるのか不況になるとクマのキャラクターグッズが売れるというのはよく言われていることです。
クマの肉は縁起が良い
日本でクマの肉を食べるのは非常に珍しいことですが、中国では縁起物としてクマの手が食べられます。高級食材として珍重されており、これはクマは手を使ってハチミツを食べることからクマの手はとても美味しいという噂が広まったものと言われています。
日本でもクマの手は貴重なもので、安産のお守りとして利用されることが多くありました。日本でもクマの肉は食べられています。
日本では生で肉を食べる習慣がありますが、クマ肉は食べることができません。これはクマ肉には毛虫が潜んでいる可能性があるためです。
動物園のクマは冬眠しない
これはクマが冬眠する理由に関係しています。冬は寒さが厳しく、食糧が不足することから冬眠してエネルギーを保存して置くのです。
ですが動物園ではある程度の温度管理がされており、食糧が不足することはほとんどありません。ですからクマは冬眠する理由がありませんから、冬眠しないというわけです。
北海道地方にはクマ園が珍しくありませんが、そこも動物園と同様で寒さは厳しいですが食べ物はありますので冬眠しないことがあります。北海道の寒さで冬眠しないのですから、やはり食物との関係は大きいですね。
ちなみに、動物園で見ていると、クマは一日に多くの食べ物を食べますが、肉だけでなくバランスよく食事をしていることでも知られています。
(Photo by Evans Larry, U.S. Fish and Wildlife Service,Steve Hillebrand)